失敗した翌日のBackupジョブが「成功」した場合、前回の増分を含めて最新時点にリストアされるのか教えてください
困っていること
AWS Backup で RDS の日次バックアップを取得しています。
ある日、大量のデータ投入を行った後の BackupJob が「有効期限切れ」となりました。
上記の事象発生後において、失敗した翌日の BackupJob が「成功」された場合、前回「有効期限切れ」となったバックアップからの増分を含めてバックアップされ、最新時点にリストア可能なのでしょうか。
どう対応すればいいの?
はい、有効期限切れとなった場合でも、次回のバックアップでは「有効期限切れ」となったバックアップ分も含めてバックアップが行われます。
公式ドキュメント記載の通り、直近で取得されたバックアップからの増分がバックアップされます。
- 増分バックアップ
AWS Backup は定期的なバックアップを効率的にインクリメンタルに保存します。AWS リソースの最初のバックアップは、データの完全なコピーをバックアップします。連続する増分バックアップごとに、変更のみが AWS リソースにバックアップされます。増分バックアップにより、頻繁なバックアップのデータ保護とストレージコストを最小限に抑えることができます。
- バックアップの使用
DB インスタンスの初期のスナップショットには、フル DB インスタンスのデータが含まれています。同じ DB インスタンスの後続のスナップショットは増分です。つまり、直近のスナップショット以降に変更されたデータのみが保存されます。
以上より、最新分の BackupJob が「成功」されているのであればリストア可能なので、ご安心ください。